うるう年ならぬ、うるう秒をご存じですか?
2015年7月1日、通常は日本時間午前8時59分59秒、9時0分0秒と進行するところが、午前8時59分59秒の後に1秒間の閏秒が挿入され、午前8時59分59秒、8時59分60秒、9時0分0秒となります。
つまり、8時59分59秒が2回カウントされ、1日が1秒長くなるそうです。
このうるう秒調整は1972年に開始され、前回は2012年に行われ、今回は3年ぶりになります。
うるう秒による調整は、12月か6月の末日の最後の秒(世界時)でおこなわれ、それでも調整しきれない場合には3月か9月の末日の最後の秒(世界時)でおこなわれます。地球の自転が遅い(1回転にかかる時間が長い)場合には、59分59秒のあとに59分60秒として1秒を挿入し、その次の秒が0分0秒になります。反対に、地球の自転が速い(1回転にかかる時間が短い)場合には、59分58秒の次の59秒をとばして、0分0秒にすることにより、1秒減らすことになります。
ただし、世界時と日本時間では、日本時間のほうが9時間進んでいますので、日本では午前8時59分の最後の秒で調整がおこなわれることになります。http://www.nao.ac.jp/faq/a0403.html
1秒増える事により携帯電話のキャリアやコンピューター機器に不具合は出ないのか気になる所ですが、携帯の国内キャリア各社では情報と同期して正しい時刻になるように設定済みなのだとか。ユーザー側で特別な対策は必要ないそうです。
こちらは、Google Cloud Platformについて書かれている記事です。気になる方はぜひどうぞ。
平日の朝ということもあり、いつもと同じように何事もなく過ぎ去っていく時間の一部になってしまいそうですが、たかが1秒、されど1秒。
今日は「うるう秒だよ」と思うだけでも、なんだかワクワクしてきませんか?